スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

火事?

281 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:03/12/10 15:34
もう15年も前の話。

当時俺は小田急線の経堂に住んでてさ、夜中に城山通り沿いのコンビニに、夜食を買いに行った。
自転車で城山通りを走ってて、コンビニの近くのバイク屋の前を通りかかった時、
なんか焦げ臭い匂いがして止まったんだ。
バイク屋はシャッターが閉まってて、中で誰か作業でもしてんのかなと思ったけど、
気になったんで建物の横にいってみた。

そしたら、そのバイク屋の2階の窓が開いてて、そこから薄っすらと煙が出てる。
2階は電気もついてなく真っ暗で、もしかして火事?と思って見上げてた。
そしたらその窓から、白い下着?かワンピースみたいな服を着た、お婆さんが顔を出した。
俺は真下にいたんで、思いっきり目があっちゃった。
もし火事とかだったら、その段階で何か言ってくるだろ?助けて、とか。
でもお婆さんは、何も言わず俺の顔を見てる。
あまりにも普通なんで、何か気まずくなって、小さな声で大丈夫ですか?って聞いたら、
余計なお世話だ、って感じで、何も言わずにすーっと窓を閉められちゃった。
こりゃ、サンマでも焼いてたかな?なんて思って、もう行こうとしたんだけど、
どうも気になっちゃって立ち去れずにいたら、
都合よく道の反対側を、自転車のおまわりさんが通りかかった。


282 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:03/12/10 15:37
俺はおまわりさんを呼んで、「何かこの家変ですよ」って言って、二人でバイク屋の裏側に回ってみた。
裏に回ってみると、バイク屋の2階は住居になってて、そこのドアの隙間から、明らかに異常な量の煙が出てた。
俺は慌てて、おまわりさんに「中にお婆さんがいます!」って言ったら、
おまわりさん、ドアを体当たりで開けちゃった。
その瞬間、ものすごい量の煙が噴出してきて、俺はギブアップ。
おまわりさんは何とか中に入って、お婆さんを助けようとしてた。

そこはアパート密集地帯だったんで、俺はとにかく大声を出しながら、裏の部屋の扉を叩きまくった。
そしてまわりの住民と、今思えば笑っちゃうけどバケツリレー。
そんなもんで消えるはずもなく、火はどんどん広がっていって、
俺はもう、完全にお婆さんのことはあきらめてて、もう危ないからみんな避難した方がいいよ、なんて言ってた。

そしたら、やっぱりおまわりさんはすごいもんで、とうとう燃える家の中から、真っ黒な顔をして担ぎだしてきた。
俺達も手を貸して安全なところに横たわらせて、よく見たらそれはお爺さんだった。着てるものも全然違う。
ありゃーと思って見上げたけど、どう考えてももうお婆さんの救出は不可能。

やっと消防車が駆けつけて消火を始めた時には、2階は火の海だった。


283 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:03/12/10 15:38
その後、お爺さんは一命を取りとめたらしい。
お爺さんはバイク屋とは無関係で、2階を借りてただけ。
家賃もかなり滞納してたようで、自殺?って可能性が高いみたいな話を聞いた。
俺はその後第一発見者ってことで、消防から賞状をもらった。

ところでお婆さんなんだけど、そんな人いないんだって。
お爺さんは、ずっと一人暮らしだったらしい。
警察も消防も、お爺さんと見間違ったんでしょって、さらっと流しやがった。

見間違いのはずないんだけど。
だって助け出されたじいさんはハゲ頭だったけど、俺はばあさんの髪型まで覚えてるし、
何よりも、俺の目の前で窓を閉めやがったんだぜ。

関連記事

テーマ : 不思議な出来事 - ジャンル :

コメント

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

アマガエル飼い始めました
最新記事
カテゴリ
月別アーカイブ
RSSリンクの表示
最新トラックバック
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

プロフィール

まりねこ28

Author:まりねこ28
他にもブログやってます

暇つぶしオールフィクション
スカッとする話などをまとめてます

パチテン777
パチンコ・パチスロの演出やスペックなどを書き上げるところです


にほんブログ村 ネットブログへ

ランダム記事
スポンサード リンク
リンク
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。